伊勢物語 第9段 「東下り」 品詞分解
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「伊勢物語」 第9段 「東下り」の品詞分解です。助動詞・用言(動詞・形容詞・形容動詞)を品詞別に色分け表示。
敬語(動詞・助動詞)と音便も別途色分け表示。
助動詞=赤
動詞=青
形容詞=黄
形容動詞=紫
敬語(動詞・助動詞)=緑
音便=橙
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伊勢物語 東下り
作者=「未詳」 ジャンル=「歌物語」 成立=「平安時代中期」
◆昔、男ありけり。その男、身をえうなきものに思ひなして、京にはあらじ、東の方に住むべき国求めにとて行きけり。
昔 【名詞】
男 【名詞】
あり 【動詞】 ラ行変格活用「あり」連用形
けり 【助動詞】 過去「けり」終止形
そ 【代名詞】
の 【格助詞】
男 【名詞】
身 【名詞】
を 【格助詞】
えうなき 【形容詞】 ク活用「えうなし」の連体形
もの 【名詞】
に 【格助詞】
思ひなし 【動詞】 サ行四段活用「おもひなす」の連用形
て 【接続助詞】
京 【名詞】
に 【格助詞】
は 【係助詞】
あら 【動詞】 ラ行変格活用「あり」の未然形
じ 【助動詞】 打消意志「じ」の終止形
東 【名詞】
の 【格助詞】
方 【名詞】
に 【格助詞】
住む 【動詞】 マ行四段活用「すむ」の終止形
べき 【助動詞】 適当「べし」の連体形
国 【名詞】
求め 【動詞】 マ行四段活用「もとむ」の連用形
に 【格助詞】
と 【格助詞】
て 【接続助詞】 OR とて【格助詞】
行き 【動詞】 カ行四段活用「ゆく」の連用形
けり 【助動詞】 過去「けり」の終止形
◆もとより友とする人、ひとりふたりしていきけり。道知れる人もなくて、惑ひいきけり。三河の国、八橋といふ所に至りぬ。
もと 【名詞】
より 【格助詞】
友 【名詞】
と 【格助詞】
する 【動詞】 サ行変格活用「す」の連体形
人 【名詞】
ひとり 【名詞】
ふたり 【名詞】
して 【格助詞】
いき 【動詞】 カ行四段活用「いく」の連用形
けり 【助動詞】 過去「けり」の終止形
道 【名詞】
知れ 【動詞】 ラ行四段活用「しる」の已然形
る 【助動詞】 存続「り」の連体形
人 【名詞】
も 【係助詞】
なく 【形容詞】 ク活用「なし」の連用形
て 【接続助詞】
惑ひいき 【動詞】 カ行四段活用「まどひいく」の連用形
けり 【助動詞】 過去「けり」の終止形
三河の国 【名詞】
八橋 【名詞】
と 【格助詞】
いふ 【動詞】 ハ行四段活用「いふ」の連体形
所 【名詞】
に 【格助詞】
至り 【動詞】 ラ行四段活用「いたる」の連用形
ぬ 【助動詞】 完了「ぬ」の終止形
◆そこを八橋といひけるは、水ゆく河の蜘蛛手なれば、橋を八つ渡せるによりてなむ八橋といひける。
そこ 【代名詞】
を 【格助詞】
八橋 【名詞】
と 【格助詞】
いひ 【動詞】 ハ行四段活用「いふ」の連用形
ける 【助動詞】 過去「けり」の連体形
は 【係助詞】
水 【名詞】
ゆく 【動詞】 カ行四段活用「ゆく」の連体形
河 【名詞】
の 【格助詞】
蜘蛛手 【名詞】
なれ 【助動詞】 断定「なり」の已然形
ば 【接続助詞】
橋 【名詞】
を 【格助詞】
八つ 【名詞】
渡せ 【動詞】 サ行四段活用「わたす」の已然形
る 【助動詞】 存続「り」の連体形
に 【格助詞】
より 【動詞】 ラ行四段活用「よる」の連用形
て 【接続助詞】
なむ 【係助詞】
八橋 【名詞】
と 【格助詞】
いひ 【動詞】 ハ行四段活用「いふ」の連用形
ける 【助動詞】 過去「けり」の連体形
◆その沢のほとりの木の陰に下りゐて、乾飯食ひけり。その沢にかきつばたいとおもしろく咲きたり。
そ 【代名詞】
の 【格助詞】
沢 【名詞】
の 【格助詞】
ほとり 【名詞】
の 【格助詞】
木 【名詞】
の 【格助詞】
陰 【名詞】
に 【格助詞】
下りゐ 【動詞】 ワ行上一段活用「おりゐる」の連用形
て 【接続助詞】
乾飯 【名詞】
食ひ 【動詞】 ハ行四段活用「くふ」の連用形
けり 【助動詞】 過去「けり」の終止形
そ 【代名詞】
の 【格助詞】
沢 【名詞】
に 【格助詞】
かきつばた 【名詞】
いと 【副詞】
おもしろく 【形容詞】 ク活用「おもしろし」の連用形
咲き 【動詞】 カ行四段活用「さく」の連用形
たり 【助動詞】 存続「たり」の終止形
◆それを見て、ある人のいはく、「かきつばたといふ五文字を句の上に据ゑて、旅の心をよめ」と言ひければ、よめる。
それ 【代名詞】
を 【格助詞】
見 【動詞】 マ行上一段活用「みる」の連用形
て 【接続助詞】
ある 【連体詞】
人 【名詞】
の 【格助詞】
いは 【動詞】 ハ行四段活用「いふ」の未然形
く 【接尾語】 OR 【準体助詞】
かきつばた 【名詞】
と 【格助詞】
いふ 【動詞】 ハ行四段活用「いふ」の連体形
五文字 【名詞】
を 【格助詞】
句 【名詞】
の 【格助詞】
上 【名詞】
に 【格助詞】
据ゑ 【動詞】 ワ行下二段活用「すう」の連用形
て 【接続助詞】
旅 【名詞】
の 【格助詞】
心 【名詞】
を 【格助詞】
よめ 【動詞】 マ行四段活用「よむ」の命令形
と 【格助詞】
言ひ 【動詞】 ハ行四段活用「いふ」の連用形
けれ 【助動詞】 過去「けり」の已然形
ば 【接続助詞】
よめ 【動詞】 マ行四段活用「よむ」の已然形
る 【助動詞】 完了「り」の連体形
◆から衣きつつなれにしつましあればはるばるきぬる旅をしぞ思ふ
から衣 【枕詞】
き 【動詞】 カ行上一段活用「きる」の連用形
つつ 【接続助詞】
なれ 【動詞】 ラ行下二段活用「なる」の連用形
に 【助動詞】 完了「ぬ」の連用形
し 【助動詞】 過去「き」の連体形
つま 【名詞】
し 【副助詞】
あれ 【動詞】 ラ行変格活用「あり」の已然形
ば 【接続助詞】
はるばる 【副詞】
き 【動詞】 カ行変格活用「く」の連用形
ぬる 【助動詞】 完了「ぬ」の連体形
旅 【名詞】
を 【格助詞】
し 【副助詞】
ぞ 【係助詞】
思ふ 【動詞】 ハ行四段活用「おもふ」の連体形
◆とよめりければ、みな人、乾飯の上に涙落として、ほとびにけり。
と 【格助詞】
よめ 【動詞】 マ行四段活用「よむ」の已然形
り 【助動詞】 完了「り」の連用形
けれ 【助動詞】 過去「けり」の已然形
ば 【接続助詞】
みな人 【名詞】
乾飯 【名詞】
の 【格助詞】
上 【名詞】
に 【格助詞】
涙 【名詞】
落とし 【動詞】 サ行四段活用「おとす」の連用形
て 【接続助詞】
ほとび 【動詞】 バ行上二段活用「ほとぶ」の連用形
に 【助動詞】 完了「ぬ」の連用形
けり 【助動詞】 過去「けり」の終止形
◆行き行きて、駿河の国に至りぬ。宇津の山に至りて、わが入らむとする道は、いと暗う細きに、蔦・楓は茂り、もの心細く、すずろなるめを見ることと思ふに、修行者会ひたり。
行き行き 【動詞】 カ行四段活用「ゆきゆく」の連用形
て 【接続助詞】
駿河の国 【名詞】
に 【格助詞】
至り 【動詞】 ラ行四段活用「いたる」の連用形
ぬ 【助動詞】 完了「ぬ」の終止形
宇津の山 【名詞】
に 【格助詞】
至り 【動詞】 ラ行四段活用「いたる」の連用形
て 【接続助詞】
わ 【代名詞】
が 【格助詞】
入ら 【動詞】 ラ行四段活用「いる」の未然形
む 【助動詞】 意志「む」の終止形
と 【格助詞】
する 【動詞】 サ行変格活用「す」の連体形
道 【名詞】
は 【係助詞】
いと 【副詞】
暗う 【形容詞】 ク活用「くらし」の連用形「暗く」のウ音便
細き 【形容詞】 ク活用「ほそし」の連体形
に 【格助詞】
蔦・楓 【名詞】
は 【係助詞】
茂り 【動詞】 ラ行四段活用「しげる」の連体形
もの心細く 【形容詞】 ク活用「ものこころぼそし」の連用形
すずろなる 【形容動詞】 ナリ活用「すずろなり」の連体形
め 【名詞】
を 【格助詞】
見る 【動詞】 マ行上一段活用「みる」の連体形
こと 【名詞】
と 【格助詞】
思ふ 【動詞】 ハ行四段活用「思ふ」連体形
に 【接続助詞】
修行者 【名詞】
会ひ 【動詞】 ハ行四段活用「あふ」の連用形
たり 【助動詞】 完了「たり」の終止形
◆「かかる道は、いかでかいまする」と言ふを見れば、見し人なりけり。京に、その人の御もとにとて、文書きてつく。
かかる 【連体詞】
道 【名詞】
は 【係助詞】
いかで 【副詞】
か 【係助詞】
いまする 【動詞】 サ行変格活用「います」の連体形(尊敬の本動詞)
と 【格助詞】
言ふ 【動詞】 ハ行四段活用「いふ」の連体形
を 【格助詞】
見れ 【動詞】 マ行上一段活用「みる」の已然形
ば 【接続助詞】
見 【動詞】 マ行上一段活用「みる」の連用形
し 【助動詞】 過去「き」の連体形
人 【名詞】
なり 【助動詞】 断定「なり」の連用形
けり 【助動詞】 詠嘆「けり」の終止形
京 【名詞】
に 【格助詞】
そ 【代名詞】
の 【格助詞】
人 【名詞】
の 【格助詞】
御もと 【名詞】
に 【格助詞】
と 【格助詞】
て 【接続助詞】 OR とて【格助詞】
文 【名詞】
書き 【動詞】 カ行四段活用「かく」の連用形
て 【接続助詞】
つく 【動詞】 カ行下二段活用「つく」の終止形
◆駿河なる宇津の山べのうつつにも夢にも人にあはぬなりけり
駿河 【名詞】
なる 【助動詞】 存在「なり」の連体形
宇津 【名詞】
の 【格助詞】
山べ 【名詞】
の 【格助詞】
うつつ 【名詞】
に 【格助詞】
も 【係助詞】
夢 【名詞】
に 【格助詞】
も 【係助詞】
人 【名詞】
に 【格助詞】
あは 【動詞】 ハ行四段活用「あふ」の未然形
ぬ 【助動詞】 打消「ず」の連体形
なり 【助動詞】 断定「なり」の連用形
けり 【助動詞】 詠嘆「けり」の終止形
◆富士の山を見れば、五月のつごもりに、雪いと白う降れり。
富士の山 【名詞】
を 【格助詞】
見れ 【動詞】 マ行上一段活用「みる」の已然形
ば 【接続助詞】
五月 【名詞】
の 【格助詞】
つごもり 【名詞】
に 【格助詞】
雪 【名詞】
いと 【副詞】
白う 【形容詞】 ク活用「しろし」の連用形「白く」のウ音便
降れ 【動詞】 ラ行四段活用「ふる」の已然形
り 【助動詞】 存続「り」の終止形
◆時知らぬ山は富士の嶺いつとてか鹿の子まだらに雪のふるらむ
時 【名詞】
知ら 【動詞】 ラ行四段活用「しる」の未然形
ぬ 【助動詞】 打消「ず」の連体形
山 【名詞】
は 【係助詞】
富士の嶺 【名詞】
いつ 【代名詞】
と 【格助詞】
て 【接続助詞】 OR とて【格助詞】
か 【係助詞】
鹿の子まだら 【名詞】
に 【格助詞】
雪 【名詞】
の 【格助詞】
ふる 【動詞】 ラ行四段活用「ふる」の終止形
らむ 【助動詞】 現在の原因推量「らむ」の連体形
◆その山は、ここにたとへば、比叡の山を二十ばかり重ねあげたらむほどして、なりは塩尻のやうになむありける。
そ 【代名詞】
の 【格助詞】
山 【名詞】
は 【係助詞】
ここ 【代名詞】
に 【格助詞】
たとへ 【動詞】 ハ行下二段活用「たとふ」の未然形
ば 【接続助詞】
比叡の山 【名詞】
を 【格助詞】
二十 【名詞】
ばかり 【副助詞】
重ね上げ 【動詞】 ガ行下二段活用「かさねあぐ」の連用形
たら 【助動詞】 完了「たり」の未然形
む 【助動詞】 婉曲「む」の連体形
ほど 【名詞】
して 【格助詞】
なり 【名詞】
は 【係助詞】
塩尻 【名詞】
の 【格助詞】
やうに 【助動詞】 比況「やうなり」の連用形
なむ 【係助詞】
あり 【動詞】 ラ行変格活用「あり」の連用形
ける 【助動詞】 過去「けり」の連体形
◆なほ行き行きて、武蔵の国と下つ総の国との中に、いと大きなる河あり。それをすみだ河といふ。
なほ 【副詞】
行き行き 【動詞】 カ行四段活用「ゆきゆく」の連用形
て 【接続助詞】
武蔵の国 【名詞】
と 【格助詞】
下つ総の国 【名詞】
と 【格助詞】
の 【格助詞】
中 【名詞】
に 【格助詞】
いと 【副詞】
大きなる 【形容動詞】 ナリ活用「おほきなり」の連体形
河 【名詞】
あり 【動詞】 ラ行変格活用「あり」の終止形
それ 【代名詞】
を 【格助詞】
すみだ河 【名詞】
と 【格助詞】
いふ 【動詞】 ハ行四段活用「いふ」の終止形
◆その河のほとりに群れゐて思ひやれば、限りなく遠くも来にけるかなとわび合へるに、
そ 【代名詞】
の 【格助詞】
河 【名詞】
の 【格助詞】
ほとり 【名詞】
に 【格助詞】
群れゐ 【動詞】 ワ行上一段活用「むれゐる」の連用形
て 【接続助詞】
思ひやれ 【動詞】 ラ行四段活用「おもひやる」の已然形
ば 【接続助詞】
限りなく 【形容詞】 ク活用「かぎりなし」の連用形
遠く 【形容詞】 ク活用「とほし」の連用形
も 【係助詞】
来 【動詞】 カ行変格活用「く」の連用形
に 【助動詞】 完了「ぬ」の連用形
ける 【助動詞】 過去「けり」の連体形
かな 【終助詞】
と 【格助詞】
わび合へ 【動詞】 ハ行四段活用「わびあふ」の已然形
る 【助動詞】 存続「り」の連体形
に 【接続助詞】
◆渡し守、「はや舟に乗れ、日も暮れぬ」と言ふに、乗りて渡らむとするに、みな人ものわびしくて、京に思ふ人なきにしもあらず。
渡し守 【名詞】
はや 【副詞】
船 【名詞】
に 【格助詞】
乗れ 【動詞】 ラ行四段活用「のる」の命令形
日 【名詞】
も 【係助詞】
暮れ 【動詞】 ラ行下二段活用「くる」の連用形
ぬ 【助動詞】 強意「ぬ」の終止形
と 【格助詞】
言ふ 【動詞】 ハ行四段活用「いふ」の連体形
に 【接続助詞】
乗り 【動詞】 ラ行四段活用「のる」連用形
て 【接続助詞】
渡ら 【動詞】 ラ行四段活用「わたる」の未然形
む 【助動詞】 意志「む」の終止形
と 【格助詞】
する 【動詞】 サ行変格活用「す」の連体形
に 【接続助詞】
みな人 【名詞】
ものわびしく 【形容詞】 シク活用「ものわびし」の連用形
て 【接続助詞】
京 【名詞】
に 【格助詞】
思ふ 【動詞】 ハ行四段活用「おもふ」の連体形
人 【名詞】
なき 【形容詞】 ク活用「なし」の連体形
に 【助動詞】 断定「なり」の連用形
しも 【副助詞】
あら 【動詞】 ラ行変格活用「あり」の未然形
ず 【助動詞】 打消「ず」の終止形
◆さる折りしも、白き鳥の嘴と脚と赤き、鴫の大きさなる、水の上に遊びつつ魚を食ふ。
さる 【連体詞】
折 【名詞】
しも 【副助詞】
白き 【形容詞】 ク活用「しろし」の連体形
鳥 【名詞】
の 【格助詞】
嘴 【名詞】
と 【格助詞】
脚 【名詞】
と 【格助詞】
赤き 【形容詞】 ク活用「あかし」の連体形
鴫 【名詞】
の 【格助詞】
大きさ 【名詞】
なる 【助動詞】 断定「なり」の連体形
水 【名詞】
の 【格助詞】
上 【名詞】
に 【格助詞】
遊び 【動詞】 バ行四段活用「あそぶ」の連用形
つつ 【接続助詞】
魚 【名詞】
を 【格助詞】
食ふ 【動詞】 ハ行四段活用「くふ」の終止形
◆京には見えぬ鳥なれば、みな人見知らず。
京 【名詞】
に 【格助詞】
は 【格助詞】
見え 【動詞】 ヤ行下二段活用「みゆ」の未然形
ぬ 【助動詞】 打消「ず」の連体形
鳥 【名詞】
なれ 【助動詞】 断定「なり」の已然形
ば 【接続助詞】
みな人 【名詞】
見知ら 【動詞】 ラ行四段活用「みしる」の未然形
ず 【助動詞】 打消「ず」の終止形
◆渡し守に問ひければ、「これなむ都鳥」と言ふを聞きて、
渡し守 【名詞】
に 【格助詞】
問ひ 【動詞】 ハ行四段活用「とふ」の連用形
けれ 【助動詞】 過去「けり」の已然形
ば 【接続助詞】
これ 【代名詞】
なむ 【係助詞】
都鳥 【名詞】
と 【格助詞】
言ふ 【動詞】 ハ行四段活用「いふ」の連体形
を 【格助詞】
聞き 【動詞】 カ行四段活用「きく」の連用形
て 【接続助詞】
◆名にし負はばいざこととはむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと
名 【名詞】
に 【格助詞】
し 【副助詞】
負は 【動詞】 ハ行四段活用「おふ」の未然形
ば 【接続助詞】
いざ 【感動詞】
こととは 【動詞】 ハ行四段活用「こととふ」の未然形
む 【助動詞】 意志「む」の終止形
都鳥 【名詞】
わ 【代名詞】
が 【格助詞】
思ふ 【動詞】 ハ行四段活用「おもふ」の連体形
人 【名詞】
は 【係助詞】
あり 【動詞】 ラ行変格活用「あり」の終止形
や 【終助詞】 OR 【係助詞】
なし 【形容詞】 ク活用「なし」の終止形
や 【終助詞】 OR 【係助詞】
と 【格助詞】
◆とよめりければ、舟こぞりて泣きにけり。
と 【格助詞】
よめ 【動詞】 マ行四段活用「よむ」の已然形
り 【助動詞】 完了「り」の連用形
けれ 【助動詞】 過去「けり」の已然形
ば 【接続助詞】
舟 【名詞】
こぞり 【動詞】 ラ行四段活用「こぞる」の連用形
て 【接続助詞】
泣き 【動詞】 カ行四段活用「なく」の連用形
に 【助動詞】 完了「ぬ」の連用形
けり 【助動詞】 過去「けり」の終止形
そこ 【代名詞】
を 【格助詞】
八橋 【名詞】
と 【格助詞】
いひ 【動詞】 ハ行四段活用「いふ」の連用形
ける 【助動詞】 過去「けり」の連体形
は 【係助詞】
水 【名詞】
ゆく 【動詞】 カ行四段活用「ゆく」の連体形
河 【名詞】
の 【格助詞】
蜘蛛手 【名詞】
なれ 【助動詞】 断定「なり」の已然形
ば 【接続助詞】
橋 【名詞】
を 【格助詞】
八つ 【名詞】
渡せ 【動詞】 サ行四段活用「わたす」の已然形
る 【助動詞】 存続「り」の連体形
に 【格助詞】
より 【動詞】 ラ行四段活用「よる」の連用形
て 【接続助詞】
なむ 【係助詞】
八橋 【名詞】
と 【格助詞】
いひ 【動詞】 ハ行四段活用「いふ」の連用形
ける 【助動詞】 過去「けり」の連体形
◆その沢のほとりの木の陰に下りゐて、乾飯食ひけり。その沢にかきつばたいとおもしろく咲きたり。
そ 【代名詞】
の 【格助詞】
沢 【名詞】
の 【格助詞】
ほとり 【名詞】
の 【格助詞】
木 【名詞】
の 【格助詞】
陰 【名詞】
に 【格助詞】
下りゐ 【動詞】 ワ行上一段活用「おりゐる」の連用形
て 【接続助詞】
乾飯 【名詞】
食ひ 【動詞】 ハ行四段活用「くふ」の連用形
けり 【助動詞】 過去「けり」の終止形
そ 【代名詞】
の 【格助詞】
沢 【名詞】
に 【格助詞】
かきつばた 【名詞】
いと 【副詞】
おもしろく 【形容詞】 ク活用「おもしろし」の連用形
咲き 【動詞】 カ行四段活用「さく」の連用形
たり 【助動詞】 存続「たり」の終止形
◆それを見て、ある人のいはく、「かきつばたといふ五文字を句の上に据ゑて、旅の心をよめ」と言ひければ、よめる。
それ 【代名詞】
を 【格助詞】
見 【動詞】 マ行上一段活用「みる」の連用形
て 【接続助詞】
ある 【連体詞】
人 【名詞】
の 【格助詞】
いは 【動詞】 ハ行四段活用「いふ」の未然形
く 【接尾語】 OR 【準体助詞】
かきつばた 【名詞】
と 【格助詞】
いふ 【動詞】 ハ行四段活用「いふ」の連体形
五文字 【名詞】
を 【格助詞】
句 【名詞】
の 【格助詞】
上 【名詞】
に 【格助詞】
据ゑ 【動詞】 ワ行下二段活用「すう」の連用形
て 【接続助詞】
旅 【名詞】
の 【格助詞】
心 【名詞】
を 【格助詞】
よめ 【動詞】 マ行四段活用「よむ」の命令形
と 【格助詞】
言ひ 【動詞】 ハ行四段活用「いふ」の連用形
けれ 【助動詞】 過去「けり」の已然形
ば 【接続助詞】
よめ 【動詞】 マ行四段活用「よむ」の已然形
る 【助動詞】 完了「り」の連体形
◆から衣きつつなれにしつましあればはるばるきぬる旅をしぞ思ふ
から衣 【枕詞】
き 【動詞】 カ行上一段活用「きる」の連用形
つつ 【接続助詞】
なれ 【動詞】 ラ行下二段活用「なる」の連用形
に 【助動詞】 完了「ぬ」の連用形
し 【助動詞】 過去「き」の連体形
つま 【名詞】
し 【副助詞】
あれ 【動詞】 ラ行変格活用「あり」の已然形
ば 【接続助詞】
はるばる 【副詞】
き 【動詞】 カ行変格活用「く」の連用形
ぬる 【助動詞】 完了「ぬ」の連体形
旅 【名詞】
を 【格助詞】
し 【副助詞】
ぞ 【係助詞】
思ふ 【動詞】 ハ行四段活用「おもふ」の連体形
◆とよめりければ、みな人、乾飯の上に涙落として、ほとびにけり。
と 【格助詞】
よめ 【動詞】 マ行四段活用「よむ」の已然形
り 【助動詞】 完了「り」の連用形
けれ 【助動詞】 過去「けり」の已然形
ば 【接続助詞】
みな人 【名詞】
乾飯 【名詞】
の 【格助詞】
上 【名詞】
に 【格助詞】
涙 【名詞】
落とし 【動詞】 サ行四段活用「おとす」の連用形
て 【接続助詞】
ほとび 【動詞】 バ行上二段活用「ほとぶ」の連用形
に 【助動詞】 完了「ぬ」の連用形
けり 【助動詞】 過去「けり」の終止形
◆行き行きて、駿河の国に至りぬ。宇津の山に至りて、わが入らむとする道は、いと暗う細きに、蔦・楓は茂り、もの心細く、すずろなるめを見ることと思ふに、修行者会ひたり。
行き行き 【動詞】 カ行四段活用「ゆきゆく」の連用形
て 【接続助詞】
駿河の国 【名詞】
に 【格助詞】
至り 【動詞】 ラ行四段活用「いたる」の連用形
ぬ 【助動詞】 完了「ぬ」の終止形
宇津の山 【名詞】
に 【格助詞】
至り 【動詞】 ラ行四段活用「いたる」の連用形
て 【接続助詞】
わ 【代名詞】
が 【格助詞】
入ら 【動詞】 ラ行四段活用「いる」の未然形
む 【助動詞】 意志「む」の終止形
と 【格助詞】
する 【動詞】 サ行変格活用「す」の連体形
道 【名詞】
は 【係助詞】
いと 【副詞】
暗う 【形容詞】 ク活用「くらし」の連用形「暗く」のウ音便
細き 【形容詞】 ク活用「ほそし」の連体形
に 【格助詞】
蔦・楓 【名詞】
は 【係助詞】
茂り 【動詞】 ラ行四段活用「しげる」の連体形
もの心細く 【形容詞】 ク活用「ものこころぼそし」の連用形
すずろなる 【形容動詞】 ナリ活用「すずろなり」の連体形
め 【名詞】
を 【格助詞】
見る 【動詞】 マ行上一段活用「みる」の連体形
こと 【名詞】
と 【格助詞】
思ふ 【動詞】 ハ行四段活用「思ふ」連体形
に 【接続助詞】
修行者 【名詞】
会ひ 【動詞】 ハ行四段活用「あふ」の連用形
たり 【助動詞】 完了「たり」の終止形
◆「かかる道は、いかでかいまする」と言ふを見れば、見し人なりけり。京に、その人の御もとにとて、文書きてつく。
かかる 【連体詞】
道 【名詞】
は 【係助詞】
いかで 【副詞】
か 【係助詞】
いまする 【動詞】 サ行変格活用「います」の連体形(尊敬の本動詞)
と 【格助詞】
言ふ 【動詞】 ハ行四段活用「いふ」の連体形
を 【格助詞】
見れ 【動詞】 マ行上一段活用「みる」の已然形
ば 【接続助詞】
見 【動詞】 マ行上一段活用「みる」の連用形
し 【助動詞】 過去「き」の連体形
人 【名詞】
なり 【助動詞】 断定「なり」の連用形
けり 【助動詞】 詠嘆「けり」の終止形
京 【名詞】
に 【格助詞】
そ 【代名詞】
の 【格助詞】
人 【名詞】
の 【格助詞】
御もと 【名詞】
に 【格助詞】
と 【格助詞】
て 【接続助詞】 OR とて【格助詞】
文 【名詞】
書き 【動詞】 カ行四段活用「かく」の連用形
て 【接続助詞】
つく 【動詞】 カ行下二段活用「つく」の終止形
◆駿河なる宇津の山べのうつつにも夢にも人にあはぬなりけり
駿河 【名詞】
なる 【助動詞】 存在「なり」の連体形
宇津 【名詞】
の 【格助詞】
山べ 【名詞】
の 【格助詞】
うつつ 【名詞】
に 【格助詞】
も 【係助詞】
夢 【名詞】
に 【格助詞】
も 【係助詞】
人 【名詞】
に 【格助詞】
あは 【動詞】 ハ行四段活用「あふ」の未然形
ぬ 【助動詞】 打消「ず」の連体形
なり 【助動詞】 断定「なり」の連用形
けり 【助動詞】 詠嘆「けり」の終止形
◆富士の山を見れば、五月のつごもりに、雪いと白う降れり。
富士の山 【名詞】
を 【格助詞】
見れ 【動詞】 マ行上一段活用「みる」の已然形
ば 【接続助詞】
五月 【名詞】
の 【格助詞】
つごもり 【名詞】
に 【格助詞】
雪 【名詞】
いと 【副詞】
白う 【形容詞】 ク活用「しろし」の連用形「白く」のウ音便
降れ 【動詞】 ラ行四段活用「ふる」の已然形
り 【助動詞】 存続「り」の終止形
◆時知らぬ山は富士の嶺いつとてか鹿の子まだらに雪のふるらむ
時 【名詞】
知ら 【動詞】 ラ行四段活用「しる」の未然形
ぬ 【助動詞】 打消「ず」の連体形
山 【名詞】
は 【係助詞】
富士の嶺 【名詞】
いつ 【代名詞】
と 【格助詞】
て 【接続助詞】 OR とて【格助詞】
か 【係助詞】
鹿の子まだら 【名詞】
に 【格助詞】
雪 【名詞】
の 【格助詞】
ふる 【動詞】 ラ行四段活用「ふる」の終止形
らむ 【助動詞】 現在の原因推量「らむ」の連体形
◆その山は、ここにたとへば、比叡の山を二十ばかり重ねあげたらむほどして、なりは塩尻のやうになむありける。
そ 【代名詞】
の 【格助詞】
山 【名詞】
は 【係助詞】
ここ 【代名詞】
に 【格助詞】
たとへ 【動詞】 ハ行下二段活用「たとふ」の未然形
ば 【接続助詞】
比叡の山 【名詞】
を 【格助詞】
二十 【名詞】
ばかり 【副助詞】
重ね上げ 【動詞】 ガ行下二段活用「かさねあぐ」の連用形
たら 【助動詞】 完了「たり」の未然形
む 【助動詞】 婉曲「む」の連体形
ほど 【名詞】
して 【格助詞】
なり 【名詞】
は 【係助詞】
塩尻 【名詞】
の 【格助詞】
やうに 【助動詞】 比況「やうなり」の連用形
なむ 【係助詞】
あり 【動詞】 ラ行変格活用「あり」の連用形
ける 【助動詞】 過去「けり」の連体形
◆なほ行き行きて、武蔵の国と下つ総の国との中に、いと大きなる河あり。それをすみだ河といふ。
なほ 【副詞】
行き行き 【動詞】 カ行四段活用「ゆきゆく」の連用形
て 【接続助詞】
武蔵の国 【名詞】
と 【格助詞】
下つ総の国 【名詞】
と 【格助詞】
の 【格助詞】
中 【名詞】
に 【格助詞】
いと 【副詞】
大きなる 【形容動詞】 ナリ活用「おほきなり」の連体形
河 【名詞】
あり 【動詞】 ラ行変格活用「あり」の終止形
それ 【代名詞】
を 【格助詞】
すみだ河 【名詞】
と 【格助詞】
いふ 【動詞】 ハ行四段活用「いふ」の終止形
◆その河のほとりに群れゐて思ひやれば、限りなく遠くも来にけるかなとわび合へるに、
そ 【代名詞】
の 【格助詞】
河 【名詞】
の 【格助詞】
ほとり 【名詞】
に 【格助詞】
群れゐ 【動詞】 ワ行上一段活用「むれゐる」の連用形
て 【接続助詞】
思ひやれ 【動詞】 ラ行四段活用「おもひやる」の已然形
ば 【接続助詞】
限りなく 【形容詞】 ク活用「かぎりなし」の連用形
遠く 【形容詞】 ク活用「とほし」の連用形
も 【係助詞】
来 【動詞】 カ行変格活用「く」の連用形
に 【助動詞】 完了「ぬ」の連用形
ける 【助動詞】 過去「けり」の連体形
かな 【終助詞】
と 【格助詞】
わび合へ 【動詞】 ハ行四段活用「わびあふ」の已然形
る 【助動詞】 存続「り」の連体形
に 【接続助詞】
◆渡し守、「はや舟に乗れ、日も暮れぬ」と言ふに、乗りて渡らむとするに、みな人ものわびしくて、京に思ふ人なきにしもあらず。
渡し守 【名詞】
はや 【副詞】
船 【名詞】
に 【格助詞】
乗れ 【動詞】 ラ行四段活用「のる」の命令形
日 【名詞】
も 【係助詞】
暮れ 【動詞】 ラ行下二段活用「くる」の連用形
ぬ 【助動詞】 強意「ぬ」の終止形
と 【格助詞】
言ふ 【動詞】 ハ行四段活用「いふ」の連体形
に 【接続助詞】
乗り 【動詞】 ラ行四段活用「のる」連用形
て 【接続助詞】
渡ら 【動詞】 ラ行四段活用「わたる」の未然形
む 【助動詞】 意志「む」の終止形
と 【格助詞】
する 【動詞】 サ行変格活用「す」の連体形
に 【接続助詞】
みな人 【名詞】
ものわびしく 【形容詞】 シク活用「ものわびし」の連用形
て 【接続助詞】
京 【名詞】
に 【格助詞】
思ふ 【動詞】 ハ行四段活用「おもふ」の連体形
人 【名詞】
なき 【形容詞】 ク活用「なし」の連体形
に 【助動詞】 断定「なり」の連用形
しも 【副助詞】
あら 【動詞】 ラ行変格活用「あり」の未然形
ず 【助動詞】 打消「ず」の終止形
◆さる折りしも、白き鳥の嘴と脚と赤き、鴫の大きさなる、水の上に遊びつつ魚を食ふ。
さる 【連体詞】
折 【名詞】
しも 【副助詞】
白き 【形容詞】 ク活用「しろし」の連体形
鳥 【名詞】
の 【格助詞】
嘴 【名詞】
と 【格助詞】
脚 【名詞】
と 【格助詞】
赤き 【形容詞】 ク活用「あかし」の連体形
鴫 【名詞】
の 【格助詞】
大きさ 【名詞】
なる 【助動詞】 断定「なり」の連体形
水 【名詞】
の 【格助詞】
上 【名詞】
に 【格助詞】
遊び 【動詞】 バ行四段活用「あそぶ」の連用形
つつ 【接続助詞】
魚 【名詞】
を 【格助詞】
食ふ 【動詞】 ハ行四段活用「くふ」の終止形
◆京には見えぬ鳥なれば、みな人見知らず。
京 【名詞】
に 【格助詞】
は 【格助詞】
見え 【動詞】 ヤ行下二段活用「みゆ」の未然形
ぬ 【助動詞】 打消「ず」の連体形
鳥 【名詞】
なれ 【助動詞】 断定「なり」の已然形
ば 【接続助詞】
みな人 【名詞】
見知ら 【動詞】 ラ行四段活用「みしる」の未然形
ず 【助動詞】 打消「ず」の終止形
◆渡し守に問ひければ、「これなむ都鳥」と言ふを聞きて、
渡し守 【名詞】
に 【格助詞】
問ひ 【動詞】 ハ行四段活用「とふ」の連用形
けれ 【助動詞】 過去「けり」の已然形
ば 【接続助詞】
これ 【代名詞】
なむ 【係助詞】
都鳥 【名詞】
と 【格助詞】
言ふ 【動詞】 ハ行四段活用「いふ」の連体形
を 【格助詞】
聞き 【動詞】 カ行四段活用「きく」の連用形
て 【接続助詞】
◆名にし負はばいざこととはむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと
名 【名詞】
に 【格助詞】
し 【副助詞】
負は 【動詞】 ハ行四段活用「おふ」の未然形
ば 【接続助詞】
いざ 【感動詞】
こととは 【動詞】 ハ行四段活用「こととふ」の未然形
む 【助動詞】 意志「む」の終止形
都鳥 【名詞】
わ 【代名詞】
が 【格助詞】
思ふ 【動詞】 ハ行四段活用「おもふ」の連体形
人 【名詞】
は 【係助詞】
あり 【動詞】 ラ行変格活用「あり」の終止形
や 【終助詞】 OR 【係助詞】
なし 【形容詞】 ク活用「なし」の終止形
や 【終助詞】 OR 【係助詞】
と 【格助詞】
◆とよめりければ、舟こぞりて泣きにけり。
と 【格助詞】
よめ 【動詞】 マ行四段活用「よむ」の已然形
り 【助動詞】 完了「り」の連用形
けれ 【助動詞】 過去「けり」の已然形
ば 【接続助詞】
舟 【名詞】
こぞり 【動詞】 ラ行四段活用「こぞる」の連用形
て 【接続助詞】
泣き 【動詞】 カ行四段活用「なく」の連用形
に 【助動詞】 完了「ぬ」の連用形
けり 【助動詞】 過去「けり」の終止形
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